北海道北後志地域の防災広域連携

北海道北後志5町村と協定を結び、防災備蓄品の共同購入や地元ドラッグストアの在庫活用で公的備蓄のローリングストック化、大学連携を推進中

北海道北後志の5町村(余市町、積丹町、古平町、仁木町、赤井川村)、並びにサツドラホールディングス株式会社と「広域連携に係る連携協定」を締結し、DXで行政事務やコストを最小化し、地域の防災力を高める防災の広域連携モデル構築に向けた取り組みを実施しています。

北海道のドラッグストアチェーンであるサツドラの物流拠点や店舗の商品を「みなし備蓄」として流通在庫を多めに配置し、5町村の災害発生時に使用する防災備蓄とすることにより、各町村が自身で保有する備蓄数を減らし、管理コストや廃棄ロスの削減につなげることができます。また、備蓄状況は防災管理システム「BxLink(ビーリンク)」で可視化し、入替や不足分の共同調達等の利便性向上も見込んでいます。

milabでは、自治体や民間企業等が保有する防災備蓄管理の最適化する各種サービスをSMART STOCKブランドの元で提供しています。北海道北後志地域における取組以外にも広島県福山市や和歌山県上富田町など全国の自治体様と地元企業に対して防災備蓄品の最適化を支援しています。

今後も単に自組織の備蓄管理を効率化するだけではなく、自治体同士の広域連携や官民連携スキームを活用して地域全体の防災力を高めることに貢献していきます。

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